少し放送から時間が経ってしまいましたが、テレビ番組「THE フィッシング、激流の球磨川大鮎釣り」が大変面白かった。
録画して何度か見直しています。
テレビ大阪「THE フィッシング」サイトより
大鮎釣りは一つのジャンル
私は、尺鮎というものを釣ったことがありません。それどころか25センチを超える鮎も、生涯通算で5本に満たないと思います。
そんな私でも、大きな鮎を釣るという魅力を知っています。
当然、数が出るものではありませんが、大きい鮎を釣り上げたときの高揚感は、数釣りとはまた違ったものです。
チャラ背やトロ場で思わぬ大物ということもないわけでもありませんが、やはり押しの強い流芯で掛けることが多い大鮎。
タダでさえ引きが強いのに、早い流れに乗って、好き放題下られた挙句に竿が伸されて糸切れしたこともありました。
それゆえ、運よく捕れた時の嬉しさが増幅されます。
大鮎釣りならではのテクニック
- 番組で紹介されているもので際立っていたのは、大鮎を釣るための二つのテクニック。
- 九頭竜返しのような取り込み
- バラさない為の竿たて
必然的に腰ぐらいまで立ちこんで、急流で釣りをするため、取り込みは普通の引き抜きではトラブルが多いようです。
掛けたら、自分の上流に豪快に抜きあげて、自然に下ってくる鮎を取り込むスタイルが九頭竜返しに似ています。
私はやったことが無いし、これまでやる必要がなかったというのが本音です。しかし、球磨川に釣行したら身につけて持ち帰りたい技術ですね。
あと一つ、目から鱗と言っていいことが、掛けたら竿を立てるという基本技術が番組で紹介されていた。
皮も堅い大鮎は、針掛りしても針のフトコロまで食い込む前に急流を蹴って暴れだします。ガッチリ針掛りしていないのに竿を寝かせたまま、緩い流れに寄せようとするからバレることが多くなるそうです。
針掛りをしたらしっかり竿を立てることによって針のフトコロ部分まで食い込ませます。あとの心配事はラインの強度だけになるので、やり取りがシンプルになります。
これは、大鮎に限らず大切なことだなと改めて気付かされました。
まとめとして
できれば一週間ほどのんびり使ってみたい川が増えました。
私の住む関東からは遠いので、チャンスはそうそうあるわけでもないのですが、早くに実現したい釣行です。
人吉、球磨川にて。この時期全国から釣り人が尺鮎を求めてくるらしい。その中でもやはりプロの釣る姿は流れるようでムダが無く格好良い。 pic.twitter.com/S5anq2iTlW
— しろ (@1_2_sanpo) September 16, 2013
球磨川行きの切符、がまの荒瀬抜き9mが届きました。ぶっ太い穂先で返し抜き(九頭竜返しとも)を、尺鮎抜きをやってくるゾ! pic.twitter.com/YiOvI5NxpV
— 丸田拓二 (@marumaru2022) August 27, 2013